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“トラベル”に”イート”GoTo 高知県内の反応は

きょう、東京では新たに220人の新型コロナ感染が確認されました。一方で、政府の観光振興策「GoToトラベルキャンペーン」をめぐり、対象から除外されていた東京を発着する旅行について、赤羽国土交通大臣は予定通り来月1日から開始すると発表。正午から予約の受付が始まっています。また、県内では、11月から本格的にスタートする「GoToイート」キャンペーンの登録店舗の募集が始まりました。

「(事業者には本日の)正午から販売を開始していただきますことをお知らせしたいと思います」(赤羽一嘉国交相)

赤羽大臣はけさの会見で、「GoToトラベル」キャンペーンの対象に追加する予定の東京発着の旅行について、予定通り10月1日から開始することを発表しました。きょう正午から予約の受付が始まっています。今後、東京のキャンペーンへの追加が延期されたり、再び除外されたりする場合のキャンセル料については、国が補償するということです。また、仮に東京以外の地域で感染状況が悪化し、キャンペーンから除外された場合も、その地域発着の旅行についてのキャンセル料を同様に補償するということです。東京と高知を行き交う人が増え、観光・経済の活性化が期待されていますが、まちの人の反応は…

「私は行きたいとは思わない、怖いので。人が来ることで経済がまわる、必要な政策なのかもしれない。」(県民)

「私東京から来たんで今更感が。メリットがない気も」(東京都民)

「対象の方が『東京から』って言えると思う」
「何かあっても解決しやすいかな」
「正直心配、子どももいるし」(県民・家族連れ)

とさでんトラベルによりますと午後4時現在、東京発着の旅行の予約はいまのところなく、東京が追加されたことに伴う新たな旅行商品の販売は感染状況を踏まえ、予定していないという事です。

一方、飲食業の支援策「GoToイート」キャンペーンをめぐり、県内でもきょうから登録飲食店の募集が始まりました。県内での食事券の発行総額は62億5000万円。発行数はすべて500円券で合わせて1250万枚となっていて、購入額の25パーセントが上乗せされます。登録された飲食店だけで使用可能で、例えば4000円で購入した場合、1000円が上乗せされた5000円分の食事券が提供されます。県内で利用できる食事券は、県内や東京のファミリーマートと県内25か所の商工会・6か所の商工会議所で購入できます。登録飲食店の募集はきょうから始まっていて、高知商工会議所のホームページに募集要項や申込書が掲載されています。県や高知市のガイドラインに基づいた感染防止対策をとっていることなどが、参加の条件となっています。食事券の販売期間は、11月2日から1月31日まで、利用期間は、11月2日から3月31日までです。

「GoToトラベル」「GoToイート」が、社会経済活動再開の追い風となるのでしょうか。


高知県 300億円規模の補正予算案提出へ

24日に開会する高知県議会9月定例会に県は300億円規模の補正予算案を提出する方針です。新型コロナ対策はおよそ200億円となっていて、感染防止対策などに加え、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えたデジタル化の推進に関する予算が多く盛り込まれています。

提出される補正予算案は306億8400万円で、9月の補正予算案としては1992年のバブル崩壊後に続き、過去2番目の規模です。このうち新型コロナ対策はおよそ200億円で、2月議会からのコロナ対策費は合わせて715億円にのぼります。感染予防・拡大防止対策としては検査協力医療機関の確保に伴う医療従事者への特殊勤務手当の経費や、高齢者のインフルエンザ予防接種を無償化する費用が盛り込まれています。経済対策をみると、社会の構造変化への対応などに一層重点を置いています。例えば、中小企業のデジタル化をサポートし、モデルケースを作るための事業や、県外から新しい人の流れを作るためのシェアオフィスの整備補助。また、仕事と休暇を両立させるワーケーションに対応するための宿泊施設の整備補助費用などが盛り込まれています。教育分野ではすべての小中学生に今年度中に行き渡る予定のタブレットを活用した「学習支援プラットフォーム」の構築が提案される予定で、具体的にはデジタル教材の作成や、授業動画の共有。さらに、学習履歴を蓄積し分析できる機能なども考えられています。

「重点はアフター・ウィズコロナの社会構造変化に対応する点。変化に先手を打つためにデジタル化、新たな人の流れの呼び込みがキーワードになる。」(濵田省司知事)

県議会9月定例会は24日に開会します。


高知・黒潮町長選に元職員出馬へ

不祥事による町長の任期途中の辞職に伴い行われる高知県黒潮町の町長選挙に、町の職員として防災などに取り組んできた松本敏郎氏が出馬する意向を表明しました。

今月29日に告示される黒潮町長選挙に出馬する意向を表明したのは、文化施設「大方あかつき館」の管理・運営を行うNPO「あかつき」の理事長、松本敏郎氏(64)です。松本氏は南海トラフ地震の津波対策に取り組む町の情報防災課長などを歴任後、3年前に退職し、今の職についていました。松本氏は町民有志の署名を集め、前町長の大西氏に出馬を要請しましたが、大西氏はこれを固辞。自ら出馬することを決断したということです。

黒潮町長選挙への出馬の意向を表明したのは、松本氏が初めてです。選挙は今月29日に告示され、選挙戦になった場合、来月4日に投開票が行われます。


アニメーション制作会社が高知に

東京に本社があり、キャラクターデザインや広告などを手掛ける会社が高知オフィスを開設しました。今後、アニメーション制作に特化したスタジオとして地元雇用を進める方針です。

新たに高知市にオフィスを開設したのは、「オートクチュール」です。国内に高知を含め6つのオフィスを構え、キャラクターデザインなどのクリエイティブ事業や広告、キャンペーン設計などのブランディング事業、教育事業など5つの事業を行っています。高知オフィス開設のきっかけとなったのは、愛媛のオフィスで働く県出身者の活躍などから高知に好印象を抱いたことで、『明るく負けん気の強い人材』に期待しているということです。高知では主にアニメーションの制作を行います。

「アニメーションといえば、高知だね。といわれるようなアニメーションの精鋭が揃ったオフィスにしていきたいですね。アニメーションといえばオートクチュールの高知オフィスだなと言われるような会社にしていきたいと思います。」(オートクチュール 中村晋矢社長)

オートクチュールの高知オフィスは3人でスタートしていて、今後、地元の人材を採用していく方針です。