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3連休最終日 高知県内観光地は

最長で9連休となるコロナ禍のお盆休みを迎えています。三連休最終日のきょう、県内の観光地には、県外観光客の姿が目立ちました。

人気の観光地、高知市=桂浜の駐車場には、県外ナンバーの車が多く見受けられました。夏休みに入り、家族連れで観光を楽しむ人たちの姿が目立ちました。

「大阪から。カツオを食べたくて。できるだけ人が少ないところに行こうかなと思っています」(大阪から)

「むしろこっちが持ち込んじゃいけないなと思って。(Q.感染対策は?)手洗い、アルコール消毒を。アルコールは持ち歩いています」(千葉から)

新型コロナウイルスの影響で一時、客足が遠のいていた桂浜水族館の入館者数は、去年の同じ時期の8割程にまで回復。徐々に客足が戻っていると言います。

「(客は)例年に比べると少ないですが、コロナの中でもたくさんの方が来てくださっています。『やっとこれた!』と言ってくださって、やはりこういう時期・時代ですがそういってもらえると励みになる。より一層皆さんの命と自分たちの命を守りつつ楽しく営業していきたい」(桂浜水族館 森香央理さん)

一方、土佐清水市に先月オープンした足摺海洋館「SATOUMI」には、午前9時の開館を前に行列が出来ました。職員は入る人数を制限して随時、館内に誘導し、入り口ではアルコール消毒や検温を行うなど新型コロナ対策をとっています。訪れた人達は水槽の魚や生き物たちに釘付けの様子。水中を泳ぎまわるユーラシアカワウソは時折、水面に顔を出して愛らしい表情を見せます。

「顔、撮れた!」
「眼がかわいい、ふふふ。」

大水槽で悠々と泳ぐシノノメサカタザメにも注目が集まります。

「大きいサメ!」(男の子)

また天井がガラス張りの水槽では、ゴマサバの群れなどが頭上を泳ぎ、迫力満点です。

「思ったよりたくさんの種類の魚がいて楽しかったです。」
「クラゲがきれいでした。」(愛媛から)

「楽しかった。」
 Q.好きな魚は?
「深海魚とか熱帯魚とか。」
「中々、色んな所にコロナで行けないので県内でと思って来たんですけど良かったです。」(高知市から)

足摺海洋館によりますときのうまでの2日間で5114人、きょうは午後2時までで2000人余りの入館者があったということです。


花火で地元の人たちを笑顔に!女性花火師の挑戦

新型コロナの影響で高知市納涼花火大会は中止となりましたが、昨夜、300発あまりの花火が打ち上げられました。イベントで花火を打ち上げた花火師の一人は、高知市出身の女性です。ふるさとの夜空を彩った花火師の思いに迫ります。

きのう、315発の花火が高知市の夜空を彩りました。場所は非公開で行われたこの花火、中止となった高知市納涼花火大会の代わりに、花火を少しでも大勢の人たちに楽しんでもらおうと、高知青年会議所のOBで作る団体が企画しました。

「よさこい祭りもそうだがすべてのイベントが中止ということで子どもたちがこれから夏休みで頑張ろうという気持ちになってもらえたら」(土佐温故知新・泉卓文代表)

打ち上げ当日の午後1時、花火を積んだトラックが打ち上げ現場にやってきました。打ち上げには、高知市大津の花火業者=高村火薬店が参加。今年はこれまで、安芸市や高知市で行われたサプライズ花火を打ち上げています。

今回は単独ではなく、日ごろから協力関係にある徳島の花火工場と共同で打ち上げることにしました。打ち上げに向けた準備が進められる中、現場に一人の女性の姿が。

徳島の花火工場の花火師 安岡沙都さんです。

安岡さんは高知市出身の22歳で、小学生の時に見た花火に感動し、花火師を目指しました。

「目指したきっかけが、小学校6年生の時に安芸の花火を見て、打ちあがってる花火を見て、自分もそうですし周りの人も感動してるのをみて、人を感動させる仕事に就きたいと思ったのがきっかけで、花火師を目指しました」(安岡さん)

安岡さんは高校3年生の時に打ち上げ従事者の資格を取り、高村火薬店でアルバイトを経験しました。夢を追い続けてきた安岡さん。高校を卒業後、一緒に打ち上げたこともある徳島県の花火工場に就職することを決めました。

「花火がきれいに上がってお客さんから歓声が聞こえて、お客さんが喜んでくれることが一番やりがいを感じる瞬間ですかね」(安岡さん)

「好奇心旺盛でやっぱり「好きこそものの上手なれ」を地で行ってる感じがすごくあって、話してても明るいですし、すごく花火が好きなんだなあっていうのは分かります。仕事を一緒にしていて楽しいです」(高村さん) 

打ち上げの準備をスムーズに進める安岡さん。安全に、美しく打ち上げるためには、細かいチェックが必要です。

これまで安芸市や越知町で花火を打ち上げた経験がある安岡さんですが、地元・高知市では初めての打ち上げです。

「すっごい楽しみです。やっぱり地元で、自分の生まれ育ったところの中心でできるってことがやっぱりうれしいですし、安全に上げようっていう気合もいつも以上には、いつもあるんですど、やっぱりいつも以上に気合が入ります。お母さんとかお父さんも普段ではやっぱり徳島なのでなかなか仕事してる風景を見られないので、自分の目で花火を見られるんで、楽しみやって言ってました。」(安岡さん)

高知市で花火を打ち上げることに特別な思いを寄せる安岡さん。午後8時半、その時が迫ってきました。

今回、安岡さんはコンピュータを使った打ち上げを担当します。ボタンを押すと遠隔操作で点火し、花火が打ち上げられます。

幼い時に見た花火に感動し花火師を目指した安岡さん。その思いは、花火を見る人たちにも確かに伝わりました。

「最後のクライマックスの花火がとても感動的で、涙が出そうになりました」(女性)

「最高でした。たった10分くらいだったがすごく幸せな気分になった」(男性)

「自分自身もそうですし、見ている周りも怪我なく安全に終われて、やっぱり自分の作った花火見て喜んでくれる人がいて、すごい仕事やなと思いますね、誇りに思います。地元に帰ってこうやって地元に恩返しじゃないけど、こういう風に仕事ができてとてもうれしいです。」(安岡さん)

コロナ禍の高知市の夜空を彩った13分間の花火。大勢の人たちに笑顔と幸せをもたらすひと時となりました。


コロナに負けない!みんなでよさこい

よさこい祭り中止の今だからこそ元気を届けたいと高知ゆかりの振付師ら8人によって立ち上げたプロジェクト「よさこい8」。おとといトークショーと新たに制作された踊りが披露されました。

祭りを支えてきた県ゆかりの振付師ら8人で結成した「よさこい8」は、5月からインターネットを通じて定期的に高知やよさこいの魅力を発信しています。一番の目的は「よさこいを通じて世界中の人をつなげ、笑顔にしたい」ということです。

メンバーは今年新たに踊りを制作。メンバはステイホームでよさこいを楽しんでほしい!と毎週、踊りをレクチャーする配信を行ってきました。

この日は特別に外で初めて踊りが披露されました。

「いろんな事情で参加できない人も(オンラインなら)踊れるじゃないですか。ちょっと興味あるけどみんな若いし、とかいろんな理由で出てない人が一緒に踊ることができるので」(よさこい8 MIKAダンスプロデュース代表樋口美加さん)

「今年は皆さんオンラインで楽しみながら、交流して、そういう気持ちの結晶が、来年どうなるかわからない先行きが不透明な世の中ですけど、道を切り開いていくカギになってくれたらなという思いがありますね」(よさこい8 SUGA JAZZ DANCE STUDIO 國友裕一郎さん)

「迫力ですね、すごかったです」
「すごかった。ここが」
「SNSでずっと応援してまして、楽しかったです。高知でよさこいが開かれたら、本当に現場で内輪もって応援したいと思います」(参加者)

新型コロナが終息した後もよさこいを忘れることなく、みんなで高知に帰ってきてほしい。そんな思いを込めて、祭りの本番が予定されていたきょうとあすの2日間、世界中の1000人がオンラインで同時に踊るイベントが開かれます。

「いよいよ、よさこい8、きょうの夜8時からユーチューブ生ライブで配信だよ!見てねー!」(よさこい8 よさこい工房~祭彩~代表田村千賀さん)


まちなかよさこい 高知の夏を少しでも!

本来ならきょうがよさこい祭り本番初日ですが、今年はありません。祭りの雰囲気を少しでも人々に届けたい・・・そんな思いから、商店街チームが高知市で踊りを披露しました。

第1回からよさこい祭りに参加している帯屋町筋。「よさこいがない今年の夏、祭りの雰囲気を少しでも人々に届けたい」と同じ商店街チームの「大橋通り踊り子隊」、「京町・新京橋『ゑびすしばてん連』」と一緒に踊りを披露しました。

踊り子の数は16人までとし、人が集まることを避けるため、事前の告知はありませんでした。

毎年、よさこい祭りを楽しみにしている高知の人は。

「見たら踊りたくなりますね。来年みんなで踊れたら良いな」(女性)

「ずっと応援していて、きょうも応援できたので気分がハレバレです。来年は2年分楽しもうと思います」(男性)

高知を訪れ、偶然、よさこいに巡り合ったという観光客の姿も。

「偶然ご飯食べに来たら音楽が聞こえてきてよさこいがなかったから絶対見たいと思って見に来ました。すごくよかった」(大阪から)

「初めて見ました。すごく迫力があって息もそろっていて楽しかったです」(愛媛から)

踊り子たちにとっても特別なひと時となりました。

「本祭2日分の思いを入れて思いきりおどってます」
「意外と人がいてびっくりコロナに負けないようにという思い込めて踊ってます」
「よさこいの雰囲気味わってもらえればと思う」(踊り子)

商店街チームの踊りはあすも正午から午後2時まで帯屋町商店街などで行われる予定です。