KUTVニュース

留学生が浴衣を初体験 高知市の専門学校で

高知市の専門学校で日本語を学ぶ外国人留学生が、日本の文化に触れようと浴衣を身にまといました。この日を楽しみにしていたという留学生たち。日本の文化に親しんでいました。

浴衣を着たのは、龍馬学園国際デザイン・ビューティカレッジの日本語学科の学生18人です。学校では月に一度、餅つきなどの日本文化を体験する授業を行っていますが、浴衣の試着を体験するのは初めてです。今回は日本の文化や作法を伝える団体=「装道礼法きもの学院」からの提案で、着付け体験が実現しました。きょうは装道礼法きもの学院のスタッフが留学生に着付けを行いました。

「かっこいいです。似合ってる。」(スタッフ)

ネパールやベトナムなど、留学生たちの出身国では着物や浴衣は有名な日本文化で、留学生は午前中から髪をセットするなど、とても楽しみにしていたと話します。

「初めて着たのでうれしいです。ネパールの服と比べてもちょっと違います、ここのところ(帯)とかここのところ(袖)が違います。」(女子学生)
「着てみたら、本当に涼しくていい気持ち。この後も着てみたいです。日本は文化が多くてすごい。」(男子学生)

浴衣を身に着けた留学生たちは、互いに写真を取り合いながら日本の伝統文化に親しんでいました。


被爆から75年 高知市平和の日

広島に原爆が投下されてからきょうで75年です。高知市では8月6日を「平和の日」とし、毎年、パネル展を開いています。今年は新型コロナの影響で市役所本庁舎のほか、市のホームページでも展示を見ることができます。

高知市役所の本庁舎1階できょうから始まった「戦後75年・高知空襲展」です。昭和20年7月4日の高知空襲で被害を受けた高知市の写真と、今年7月の高知市の写真が14組展示されていて、それぞれ見比べることで当時、市街地がどれだけ甚大な被害を受けたのかがよく分かります。高知市では毎年この時期に平和記念行事を行ってますが、今年は新型コロナの影響で規模を縮小し実施されています。

「コロナの影響でパネル展のみですが毎年続けていって、平和の大切さを伝えていきたい」(高知市総務課 山﨑愛莉国際平和文化担当)

訪れた人たちは写真の前で足を止め、戦争と平和について考えていました。こちらの男性は昭和22年生まれで、空襲後の高知市を訪れたことがあるといいます。

「5歳くらいの時兄に連れられて高知市に来た時瓦礫の山だった。あの時初めて高知市に来たが子供心にショックだった。広島長崎のときもそうだが、終戦の時は黙とうするね、今だに涙が出るね。この時は難儀したけど、今は良い時代になったね。高知市もよくなってきた。これからどう変わるのか楽しみ」(笹岡広さん)

パネル展は今月14日(金)まで高知市役所で開かれていて、市のホームページでは今月15日まで公開されます。


こうち総文 努力の結晶ステージで

ウェブ上で開かれている「2020こうち総文」の発表会が行われ、文化部の生徒たちが練習の成果を披露しました。

きょう開かれた実施報告発表会には、高校生172人が参加し8つの部門で発表が行われました。全国高校総合文化祭=「2020こうち総文」はおよそ2万人の参加者を見込んでいましたが、新型コロナの影響でウェブ上での開催となっています。きょうは県内の生徒たちのために特別に設けられた発表の場で、生徒たちは日ごろの練習の成果を披露しようと全力で楽しんでいました。

「お客さんが少なくて緊張は普段よりなかったけど人前で踊る楽しさは変わらなかったです。」(土佐女子高校バトン部 小尻真凛さん)

「今コロナの関係で大変だと思うんですけどバトン部の魅力が皆さんに笑顔や元気を伝えられると思うので、元気になってもらえたらいいなと思います。」(上村真愛さん)

また、弁論部門では室戸高校の生徒が新型コロナウイルスに関する意見を述べました。

「感染の拡大がいつか自分の住む地域にまで及ぶのではないか、身近なところに感染者がいるかもしれないという漠然とした不安が心の余裕を奪い見ず知らずの人に対する攻撃となって表れたのではないでしょうか。感染したくてかかったわけではないのにSNSにあげて批判するのはあまりに一方的ですしその人を批判したところで感染がおさまるわけではありません。」(溝渕実槻さん)

このほか、学校の垣根を越えた合同グループによる音楽の演奏なども披露されました。会場では感染症対策として事前に申し込みをした保護者や関係者だけがステージを楽しみました。

午後4時からは「希望を繋ごう」というメッセージを発信し総合開会式が開かれ、県内の高校生165人が参加しています。大会テーマは「蒼海の知 緑樹の感 陽光の志 いま、南国土佐に集うとき」。この大会を通して、太平洋を見つめる熱い志を持った高校生が交流をひろげ、芸術、文化の魅力を受け継ぎ、新たな郷土の創造につながることを目指します。新型コロナの影響で、全国の高校生が一堂に会することはできませんでしたが、インターネットを通じて、開会式が全国に配信されています。

「どんな形であれこうち総文ができるということにうれしさを感じ、絶対に成功させるという前向きな気持ちが沸いてきました。2020こうち総文が皆さんの心に残る希望のようなものになると幸いです」(生徒実行委員会 土佐女子高校3年植田ちひろ副委員長)

「WEB SOUBUN」は10月31日(土)まで開かれ、23部門の動画や作品発表、生徒同士の交流が行われます。


高知・いの町の電子機器会社 フェイスシールド寄贈

医療現場で役立ててもらおうと高知県いの町の電子機器会社が県にフェイスシールドを寄贈しました。

フェイスシールドを寄贈したのは、いの町の電子機器会社、「仁淀デンツウ」です。自社製品としてフェイスシールドを製作していて、県内の医療現場で役立ててもらおうと、贈りました。県によりますと、新型コロナの第一波ではガウンやフェイスシールドなどの感染防護具が不足したといいます。今は供給が回復してきていますが、まだ十分とは言えない状態だということです。

贈られた1000個のフェイスシールドは、高知医療センターや協力医療機関などに配られます。