KUTVニュース

新型コロナ対応の中 高知県庁辞令交付式

高知県庁では、新型コロナウイルスへの様々な対策が施される異例のセレモニーが行われ、濵田知事が新入職員に、初めての訓示を述べました。

県庁には、134人の新人職員が入庁しました。新人職員には、新型コロナウイルスへの感染防止対策として、きょうまで2週間の滞在先の報告が課せられたほか、例年、1人1人に交付していた辞令を代表者に限定し時間を短縮するなど、様々な策が施されました。異例ともいえる形のセレモニーの中、濵田知事が新人職員に初めてとなる訓示を述べました。

新型コロナウイルスが県内でも様々な不安や影響を与える中、新人職員たちは、南海トラフ地震対策や産業振興に取り組む決意を新たにしていました。


高知銀行で入行式 新型コロナの影響も

新型コロナウイルスの影響でセレモニー自体を見送る企業もある中、高知銀行では入行式が行われました。不安が広がっている今の状況も踏まえ、新人行員たちは決意を新たにしていました。

セレモニーの時間も短縮される中、森下勝彦頭取は「取引先は、新型コロナウイルスにより資金繰りや業績に大きな影響を受けつつある。銀行は、いままさに社会的責任を果たさなければならない。」と訓示しました。

「他の企業は延期や中止になっている中開催していただいたので感謝の気持ちでいっぱいです。まずは仕事に慣れて誰からも信頼され頼られるような銀行員を目指して頑張りたいです。」(濵口椋成さん)

「すごく緊張しているんですけど社会が不安な状況の中で金融業界、わたしたち銀行員がどういう風にお客様に信頼を与えていけるのか、そういう中でこれをチャレンジとして挑戦していくことを忘れずに頑張っていきたい。」(濱渦麗奈さん)


子ども食堂が"お弁当"

新型コロナウイルスの影響で高知県内ほとんどの子ども食堂が中止となっています。そんな中、高知市のある子ども食堂では子どもたちのため、「お弁当」を作っています。

毎週水曜日に開かれている、高知市の子ども食堂「水曜校時カフェ」。普段は100人以上が利用していて、子供たちと地域の人の交流の場にもなっています。新型コロナウイルスの影響で2月末から開催を断念していましたが、臨時休校で給食が食べられない子どもたちに栄養のある食事を取ってほしいと毎週水曜日に、お弁当を作って、配っています。調理にあたっているのは地元の10人ほどの女性たち。普段以上に念入りに手を消毒し、衛生管理は徹底しています。牛肉のコロッケや煮物など、栄養たっぷり、80食を用意しました。

きょうはあいにくの天気でしたが予定時間よりも前から親子連れが次々に訪れ、長い列ができていました。お弁当のほかにも近くのパン屋や、普段から支援を受けている農家さんからもらった食材も配られていました。

「うれしいです。」
「コロナだから食べにいけないときもあるし、お弁当をもらっておいしいご飯を食べられるから嬉しい。」
「あんまり外出とかできないので、こういうお弁当もらえて嬉しい。」(子どもたち)

「食事のことで一番苦労しています。朝食べて片付けたと思ったらもうお昼ごはん、どうしようという感じで。きょうはちょっと疲れていたので利用させてもらおうと思って来ました。」
「子どもたちも気分転換になるし私もご飯作らなくていいというストレスからちょっと開放。」(子育て中の女性)

「高知は働くお母さんが多いので、お母さんの手助けにもなるし、お父さんも皆忙しい中で子どもだけでご飯たべてもカップラーメンや菓子パンだったりするので、野菜たっぷりのお弁当を届けたいと思ってはじめました。」(こども食堂こうち 代表 泰泉寺あやさん)

水曜校時カフェは来週から通常開催する予定でしたが感染の拡大を受け、見送ることに。代わりに、来週もお弁当を配布する予定です。対象は高校生までの子どもで、配布時間は、午後3時半から午後5時半までです。


高知県内で新たに3人の感染確認

高知県内ではきょうも、新型コロナウイルスの感染が確認されました。新たに感染が分かったのは3人。県内での感染は合わせて20人となりました。

新たに感染が確認されたのは、高知市の女性相談支援センターに勤める60代の女性と、高知市に住む90代の女性。そして、宿毛警察署に勤める30代の男性警察官の3人です。それぞれ、県内で18例目、19例目、20例目となります。

18例目の女性は13例目の女性、16例目の女性と一緒に先月21日、カラオケをしていて、先月25日に38.7度の発熱。きょう、検査で陽性とわかりました。19例目の女性は感染ルートがわかっておらず、先月27日に37.2度の発熱。脱力感や咳の症状もあり病院を受診し、きょう、陽性とわかりました。20例目の男性警察官はきのう感染が確認された警察官の同僚です。おととい、38度台の熱が出て検査をうけていました。3人とも症状は軽いということです。

県内の感染確認は、合わせて20人。2月末から先月上旬までに感染が確認された12人はすでに退院し、県内では一時的に感染者が出ていない状況が続いていましたが、先月末から再び、感染確認が続いています。県は40人近くが濃厚接触者にあたるとみて調査を続けています。