からふる

番組情報
番組名

からふる

放送時間
月~金 ごご4時50分〜(※途中「Nスタ」)
番組紹介
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からふるトリップ

5月17日(火) #からふるトリップ 高知市春野町

県内34市町村を時間とともに旅し地域の魅力を再発見する「からふるトリップ」今回は高知市春野町です。のどかな田園風景が広がる町には地域の歴史や花といった町の良さを伝える人たちがいました人気のスイーツも登場します。

高知市春野町。恵まれた自然をいかした農業のまちとして発展し「土佐のデンマーク」とも呼ばれています。

まずは町の歴史が詰まった郷土資料館に足を運びました。

「縄文・弥生から歴史があるんですね」(中元アナウンサー)

「はい、歴史はかなり古いです」(尾崎さん)

案内していただいたのは、尾崎菜稚嘉さん。高知大学を卒業後春野町の歴史を伝えたいと去年から働いています。

「こういった注ぎ口のついた土器は面白い」(尾崎さん)

当時から農業が盛んだったことが、民具などの展示からも分かります。こちらのジオラマ、「新川のおとし模型」は職員が3か月かけて手作りで製作したといいます。

春野町には多くの昔話が伝わっています。数ある昔話の中から8つを選んで写真やイラストで紹介する企画展が開かれているんです。

「こんなにあるんですね」(中元アナウンサー)
「架空ではなく現実味のある昔話がおおい」(尾崎さん)

イラストは全て、尾崎さんの手作りです。

「苦労したのは北山の大蛇」(尾崎さん)

どこか現実味のある春野町の昔話。舞台となった場所は、今でも多く残っています。その中の一つが、こちら、竜の池です。

竜が棲んでいたと言われるこの池にはこんな昔話が残っています。

むかしむかしある老夫婦が子どもを授かるように竜王様にお祈りしました

ほどなく一女に恵まれ「お竜」と名付けて大切に育てました

「お竜」はたいそう美しく育ち村の若者たちがお竜に結婚を申し込んできました。

しかし、お竜はひそかに「弥助」という貧しい男に思いを寄せていたのです

ある日、お竜は弥助や他の若者たちを集め「この玉を池に投げるのでこれを拾ってきた者の妻となりましょう」と言いました

若者たちはすぐに飛び込みましたが誰も玉を見つけられませんでした

その晩、お竜は弥助を池に呼び「あの玉は池の中程で光っていますよ」と教えました。

弥助は池に潜り、玉を探しましたが見つからず、弥助自身も池から上がってきませんでした。

そしてお竜も池のほとりで姿を消し二度とこの世に現れなかったと言います。

ちょっと一息。立ち寄ったのは、「はるちゃんのアイス屋」です。今年で20周年!愛され続ける春野町ならではのアイスの味は?

私が食べている間も続々とお客さんが。

梅雨に入りこれから楽しみなのがアジサイですよね。

あじさい神社と呼ばれる六條八幡宮は毎年6月になると様々な種類のアジサイが花を咲かせ、大勢の人を楽しませています。

このあじさいたちを15年以上ボランティアで守り続けている長崎勇さんです。春野町のあじさいについてこの人抜きには語れません。

「もう一面に咲きますきね」(長崎さん)

元々神社には、アジサイが一株しかありませんでした。先代の宮司さんと長崎さんが話しあい、あじさいで地域を盛り上げようと決意。

努力の甲斐あり、今では、80種類、1500株のアジサイが咲き誇ります。

鉢植えの販売もしている長崎さん。アジサイコレクションをちょっぴり、見せてもらうことに。

現在まで受け継がれる昔話や、心をホッとさせてくれるアイス。あじさいを守り続け訪れた人の笑顔を満開にする長崎さん。自分たちのまちをよりいっそう彩ろうとする人たちに出会えたトリップでした。