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 第507回 審議会だより

テレビ高知放送番組審議会

第507回審議会議事の概要 
1.開催年月日
平成29年9月1日(金)
2.出席委員(敬称略)
副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三 
二宮 久美
会社側出席者 井上 良介(代表取締役社長)
久禮田 徹(常務取締役総務局長)
新階 日出夫(取締役報道・技術センター長)
山中 昭彦(取締役営業局長)
横山 雄一(編成局長)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

 


 

3.議事の概要

(1)議題

番組の批評
  • JNN系列放送番審近畿中四国地区協議会提出意見の集約
      「JNNネットワーク番組について(以下の4部門)」
    1.報道・ニュース・ドキュメンタリー番組
    2.情報系番組
    3.ドラマ
    4.バラエティ、その他番組


(2)審議の概要 
上記番組視聴の上、批評
次回定例会の確認
その他報告事項

(3)審議の内容


報道・ニュース・ドキュメンタリー番組

「Nスタ」

  • メンバーの若手に変わり、この時間帯に合っているのではないか。井上貴博メインキャスターは若過ぎると思っていたが、経験豊富で落ち着きもあり安定している。
  • 昼間仕事を持っている者にとっては、その日その時間までのニュースをさらりと流し、番組も解り易く構成されており視聴し易い。
  • 解説のメンバーは聞き取り易い、分かり易い説明が評価できる。
  • 各局共この時間帯のニュース番組は似たような感じで差別化が図り難いのではないか。いっそ、ワイドショー的にするとか切り口を変えて新しい番組作りを試みてはどうか。

「NEWS23」

  • メンバー入れ替えからおよそ一年半、番組としての安定感は出て来ていると思う。星浩キャスターのイメージは、以前の岸井さんと比べるとややシャープさに欠けるが、夜11時の顔として定着したのではないか。
  • 番組半ばあたりで、以後に取り上げる話題を画像入りの一覧で見せてくれるので、興味を引いて非常に良いと思う。

「報道特集」

  • キャスター陣にベテラン勢が揃っており、番組内容を落ち着いて視聴できる。
  • 知名度の高い膳場さんが加わった事でバランスが良くなり視聴者層の拡大が期待できる。
  • 唯一「報道のTBSの名残り」スピリッツを感じる番組だ。総体的に扱う話題、切り口として偏向報道番組だとか左翼的な番組という意見も多いかと思うが、だんだん物言わぬテレビ局、自由が侵害されていく中で、金平さんがどのぐらい頑張りきれるかというところを見ていたいと思う。

「世界遺産」

  • 全体的に3部構成の進行はいつもながら美しく満足のいく内容だが、軽やかなナレーションを期待する身にとって、ミステリアスで濃厚な語り口には残念!を感じる。主役はあくまでもその国、その土地、その風景でありナレーションが前に出ると邪魔になる。
  • 映像は相変わらず素晴らしい。クオリティーの高い映像を毎週放送していることに驚くと共に番組スタッフの努力に感謝します。
  • 若者や子供に見せたい番組。

「情熱大陸」

  • この番組の特徴は素材である主人公によってその構成が変幻自在であり、各地に点在する特色があり視聴者にとって魅力ある人物、素材を自然なインタビューとカメラワークで見事に調理していく制作現場には毎回感銘を受ける。
  • 窪田等のナレーションは大げさでなく重くもなく、やさしさと温もりと乾きを備えた心地よいものと感じる。

情報系番組

「あさチャン」

  • 夏目三久さんを中心とする出演者布陣は朝の番組としては元気に明るくという意味で良いと思う。ただ、ニュースを読む時の夏目さんは表情をシリアスに作り過ぎの感があり、また目線がカンペを追っているようで気になる時がある。
  • 番組内でのガチャガチャ感は要らない。マツコデラックス談「この歳になるとあれぐらいが丁度良い」の評価に同感である。但し、トランプ大統領等の声(アテレコ)に先入観を与える様な妙な感状を込める作り込みはニュースの質が下がる気がする。

「ビビット」

  • 女性週刊誌の表紙に書いてあるような芸能、事件から時事、天気予報に、トレンドを紹介したりと盛りだくさんな内容ながら、重苦しさは感じられずに観られる。全体的には家族的な雰囲気、一生懸命な感もあり、もう一つ頑張ってほしい!と感じる。
  • 最初はもったいないと思った今春から加わった堀尾さん。自分のポジションをすっかり確立した感じで面白い。「いっそ、堀尾さんの朝のワイドショーにすれば良いのに」とすら思う。タレントが看板を背負うという価値観は薄れて来ているのではないか。

「ひるおび!」

  • 昼の情報系番組としてタレントの恵俊彰さんの司会で、テンポ良く進行している。視聴者代表として、知りたい所を押さえながら質問していく技術に長けている。
  • パネル等が非常に見辛い。特にパネル全体を映し出した時はゴチャゴチャして見難く、スタジオの背景も凝り過ぎて纏まりが無く、背景の前にゴチャゴチャパネルが映し出されると、圧迫感があり息苦しくなる。
  • 恵さん、八代さんのコンビネーションも良い感じだ。時々、フジテレビの『バイキング』の毒も面白いな、あのミーハー感も楽しいなと思うが、良くも悪くも「ひるおび」はその毒のなさが魅力とも言える。

「新・情報7DAYSニュースキャスター」

  • 1週間の話題を週末の夜にリラクッスして見られる番組だが、少しマンネリ化しているのは否めない。
  • 最近は、そこが魅力でもあったたけしさんの暴走もあまりない。

「がっちりマンデー!!」

  • 毎回感じるがっちりマンデーの奥深さ、よくここまで様々な切り口で様々な会社をクローズアップできるものと感心しつつ毎度視聴している。
  • 経営者は売れると儲けるは違うものとして捉えている。恐らく赤字の会社は取り上げていないと思うが、一纏まりにがっちりで括ってしまうと勘違いする視聴者は多いかもしれない。

「サンデーモーニング」

  • 休日のお茶の間座談会のような空気感が好きだ。但し出演者の一部に時々押しつけがましいというか頑固なコメントがある。
  • 司会の関口さんも岸井さんも高齢化して、マンネリ感が増加している。他局の同時刻番組は趣向を凝らしてきているので、思い切った内容の改革を期待したい。

ドラマ

[火曜ドラマ全般]

  • 昨年の逃げ恥に続き、今年になって「カルテット」「あなたのことはそれほど」「カンナさーん!」とそれぞれに面白い。「カルテット」は秀逸だった。「あなそれ」は登場人物がそれぞれに怖かったけど毎週観た。「カンナさーん!」は、ほのぼのする。火曜日はヒットメーカー的なドラマ枠となった感じで、番組改編時に気になる時間帯になった。

「カルテット」

  • 主要登場人物の4人はそれぞれ個性的な役柄で、それぞれの過去が少しずつ明らかになっていく展開はユニークだった。また、脇役で登場した吉岡里帆さんの存在感がドラマにアクセントを加える意味で貴重だったと感じた。番組の最後に流れる曲を主演の4人で踊り歌う幻想感のある映像がとても印象的で、つかみどころのない不思議なドラマ展開に合っていたと思います。

「カンナさーん!」

  • 最近活躍著しい渡辺直美さんが主演のドラマで、宣伝文句にもあるように「ピンチは笑顔ではね返せ!」は、渡辺さんのキャラクターにも合っている良いコピー。場面転換前の「カンナさーん」という短い映像挿入も、ドラマの雰囲気に合っていると思う。
  • 渡辺直美が主役のドラマができるとは全くの予想外。彼女の大袈裟な演技もコメディと割り切ってみれば許容範囲。脇を固める演技力のある俳優が番組を引き締めている。 何よりレオンくんの喜怒哀楽の表現に、癒され泣かされた。

[金曜ドラマ全般]

  • 金曜ドラマ枠は少し地味な感じもする。視聴率はあまり高くなさそうだったり、外した感じがする時もあるが、その時々にコアなファンが付いていそうだ。ここ数年「コウノドリ」以外はあまり印象に残らない。「リバース」は原作もだがドラマもそれなりに面白かった。「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」「テレビジョン・ドラマアカデミー賞」の作品賞、脚本賞を授賞、主演男優賞も取ったらしい。男の友情の描き方が面白く途中まで良かったが、最終回はあっさりし過ぎた感じで多少雑に思えた。

「ハロー張りネズミ」

  • 出演者はそれぞれ実力派の名俳優。それぞれの演技や台詞に同世代の私は共感しつつ、うなずきながら視聴。瑛太さんの実力演技は「いい俳優だなー」と好感度大。森田さんの演技も味のある素晴らしい俳優さんだと今更ながら感銘を受けた。他の出演者も実力のある素晴らしい俳優陣が揃っているが、少し物足りなさを感じるのは残念。
  • シリアスなサスペンスあり、幽霊の話あり、ラブストーリーあり、ストーリーにはかなり振れ幅があるが、瑛太のコメディアンぶりがけっこうはまっていて気楽に視聴できた。残念なのはゲストが豪華なだけに他のレギュラー出演者の登場シーンが少なく、4人のレギュラーによる相乗効果的な部分がまったくないこと。
  • 毎回演技派のゲスト俳優を迎えるストーリー展開は楽しめるが、回によっての出来の良し悪しは感じる。深田恭子はとても可愛らしいが演技は表情がなくがっかり。

[日曜劇場全般]

  • 「A LIFE〜愛しき人〜」は色あせた感のあるキムタクだった。内容は医療ドラマとしてはスタンダードだった。警察内部を舞台にした「小さな巨人」は設定は違えど、半沢直樹のような感じで、顔でオーバーに熱く演技するのが役者さんのセオリーみたいだ。それゆえに半沢直樹と比べてしまい、ドラマのスケールとしては小さく思えた。長谷川博己さんは良い役者さんだが、こういう大げさな演技には向いていないような気がして痛々しく、演技下手に見えて損だと思った。安田顕さんがよい味を出していて良かった。「ごめん、愛してる」は韓国ドラマのリメイクだ。韓国ドラマはとてもヒットしたドラマで名作だっただけに、スケールが小さく感じられて残念に思えた。はっきりと負けている。

「小さな巨人」

  • まるで「半沢直樹」を彷彿とさせる、過剰に熱い演出に引きつけられた。主要登場人物みんなが大声で放つ台詞が印象的で、そのくさいまでの現実感なき声の張り合いが面白かった。

「ごめん、愛してる」

  • 出演者はそれぞれ個性的で実力者揃い。しかし登場人物の設定には無理がある。日本版にリメイクするならもう少し現実的な設定でないとドラマに入り込めない。主題歌の宇多田ヒカルさんの曲はこのドラマのイメージにはぴったりの感覚です。
  • 初回から韓国ロケで長瀬くんが拳銃で撃たれるというハードボイル路線で始まったことに唐突感があった。また主役の生い立ちや背景が早々に明かされたにもかかわらず、その後の展開のテンポが悪く、間延びしているように思えた。

バラエティ、その他番組

「マツコの知らない世界」

  • MCのマツコさんがマニアックな出演者をうまくコントロールしながら視聴者にわかりやすく伝えてくれる。またマツコさんが幅広く見識を持っているだけに、彼(彼女?)の発する感想(美味しい、不味い、すごいなど)が単純な言葉であっても、とても説得力がある。
  • 毎週、よくぞこんなコアなマニア、専門家がいるものだなあとつくづく思う。個人的には、おひとりさまアプリの世界とか、ダムカレーの世界とか、フォントの世界、先日29日の巨大看板のマニアのように、あきれるほどコアなマニアほど面白い。

「プレバト才能ランキング」

  • 視聴者としては、よく知っている芸能人が案外下のランクに査定されたり、あまり知らない、或いは新人タレントが才能を認められたりする等、その意外性を楽しむ番組。MCや審査する先生が、その歯に衣着せぬ物言いが番組進行のポイント。また最近では査定時のバトルも人気の一つと言って良いのではないか。先生方の的確な添削と解説を視聴者として気持ち良いし、出演者が先生方のアドバイスを参考に技術的に向上していく様子を視るのも面白く、そこにこの番組の人気の理由があるのではないか。 出演者のコメント大意を必ず画面上で「文字」に起こし提示しており、理解しやすい工夫がされている。銀河万丈さんのナレーションも切れ味良く、耳に心地良い。

「ニンゲン観察バラエティ!モニタリング」

  • 日常生活でありえないシチュエーションを設定し、人々がどのような行動を取るかを観察するが、ターゲットが一般人の為「このような行動をとるよね・・」と共感しながら楽しんで視聴している。最近は個人情報などで映像に規制がかかり、人物の顔にボカシが入り、どんな表情をしながらドッキリにかかっているのか?瞬間的な表情が伺えない時もあり残念!、とスッキリしない場面もある。
  • やらせはないのか、本当にこんなのに騙されるの?と懐疑的に思わなくもないが、騙すことで子どもが親の気持ちを知ったり、その逆もあったりで、ウソが引き出すことで家族の愛情ドラマが見えたりもする。
  • 当初、とても面白く深夜枠から移行してきた際は大変面白く見ていたが、特に芸能人が騙されるネタではかなりのやらせ感とマンネリ感がある。

「A-Studio」

  • 登場するゲストの世に出るまでの経歴や交友関係などを知ることが出来るので楽しく視聴しているが、ここ最近は番宣や仕事のPRを兼ねることが多くなったことが少々残念。近い将来、駿河太郎さんをゲストに迎えての親子共演を期待している。
  • 鶴瓶さんの誰からも愛される人柄が前面に出る番組、毎回ゲストの本音や魅力をうまく引き出してくれる、後味が非常に良い

「炎の体育会TV」

  • 意外に大物のゲストが登場する。松岡修造の熱さはいつも笑える。キックターゲットではサッカーや野球、テニス等のプロのテクニックの緻密さが垣間見えて面白い。また、炎の体育会系○○部によるアスリートVS芸人のガチな勝負も見応えがある。
  • なんの競技にも出ないけれど応援に行くレギュラーのあき竹城の存在が不思議だが、番組に馴染んでいるのが面白過ぎる。

「世界ふしぎ発見!」

  • 草野仁さんの名司会は云うまでもなく、誠実感たっぷりで安心できる。世界各地の歴史、風土、文化などの出題映像も美しく、ミステリーハンターも明朗で、いつも「良質な取材だな」と気持ちよく視聴している。

「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」

  • ビーチリゾートは明るくて見ていて気持ち良く癒やされる。既にシーズン9に入り、少々マンネリ気味なのは否めないが、それでも現地レポーターの片言日本語の説明に対するさまぁ〜ずの二人の突っ込みが笑いを誘う。

「アッコにおまかせ!」

  • この番組はもう役目を終えたのではないか?ボードをめくりながらワイドショー的な話題を扱っているだけで、昔の勢いや面白さはとっくに失っているのに、なぜ続けているのか不思議に思う。芸能界のご意見番であったとしても、同じ長寿番組でも「世界ふしぎ発見」のようなクオリティーも保てていないと思う。
  • 毎回意見が出るが、いい加減うんざり。和田アキ子の子飼いのタレントが和田さんに気を使いながら進行、まるで体育館の裏で番長に呼び出されて面白がっていじられている印象です。テーマの進行に合わせてめくるボードも天井に付きそうなくらい巨大化している。そろそろこの時間帯の新しい展開を思い切って打ち出す時だと感じる。

「東大王」

  • いつの間にかスペシャル番組から、東大の天才水上くんらがレギュラーになった番組。『知力の壁』に挑むクイズ番組でだが、彼らの脳みその構造が科学的に知りたい。

「珍種目1は誰だ?ピラミッドダービー」

  • いかにして視聴者にとって興味深く緊迫した競技のマッチングを企画・実現するか、またその競技結果とゲストによるクイズ形式の回答に関しどう関連付けていくかが番組のキーになってくると感じる。現状のままだと競技次第、ゲスト次第で番組の出来が大きく左右されてしまう印象です。

<参考資料:基本放送日時>

「Nスタ」  月〜金 16:50〜18:15
「NEWS23」  月〜木 23:00〜23:56  金 23:30〜24:15
「報道特集」  土曜日 17:30〜18:50
「世界遺産」  日曜日 18:00〜18:30
「情熱大陸」   日曜日 23:00〜23:30
「あさチャン!」   月〜金 05:25〜08:00
「ビビット」   月〜金 08:00〜09:55
「ひるおび!」  月〜金 11:00〜13:55
「新・情報7DAYSニュースキャスター」 土曜日 22:00〜23:24
「がっちりマンデー!!」  日曜日 07:30〜08:00
「サンデーモーニング」 日曜日 08:00〜09:54
「カルテット」 1〜3月、火曜日 22:00〜22:54
「あなたのことはそれほど」  4〜6月、火曜日 22:00〜22:54
「カンナさーん!」 7〜9月、火曜日 22:00〜22:54
「下剋上受験」  1〜3月、金曜日 22:00〜22:54
「リバース」  4〜6月、金曜日 22:00〜22:54
「ハロー張りネズミ」 7〜9月、金曜日 22:00〜22:54
「A LIFE〜愛しき人〜」 1〜3月、日曜日 21:00〜21:54
「小さな巨人」 4〜6月、日曜日 21:00〜21:54
「ごめん、愛してる」  7〜9月、日曜日 21:00〜21:54
「マツコの知らない世界」  火曜日 20:57〜22:00
「プレバト才能ランキング」  木曜日 19:00〜19:56
「ニンゲン観察バラエティ!モニタリング」 木曜日 19:56〜21:54
「A-Studio」  金曜日 23:00〜23:30
「炎の体育会TV」     土曜日 19:00〜19:56
「世界ふしぎ発見!」  土曜日 21:00〜21:54
「7つの海を楽しもう!世界さまぁ〜リゾート」  土曜日 24:00〜24:30
「アッコにおまかせ!」  日曜日 11:45〜12:54
「東大王」 日曜日 19:00〜19:56
「珍種目1は誰だ?ピラミッドダービー」  日曜日 19:56〜20:54